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SEO の基本

検索からの流入は「勝てる言葉を選ぶ → 上位の共通点を満たす → 実績を見て直す」の順で伸ばします。 いちばん多い失敗は、勝てない言葉に何本も記事を書いてしまうことです。 このページは AllRev の AI が検索まわりで使っている判断基準と、そこに入れてある指示です。

広告・検索と AI 検索・アカウント運用の違いはマーケティングの基本にまとめています。

勝てる言葉の選び方

狙う言葉の難しさは、実際の検索結果の上位 10 件に「誰がいるか」で判断します。 ページの中身より、運営しているのが大手か個人かのほうが効きます。

難易度 上位 10 件の顔ぶれ 判断
最難関大手企業の公式・行政・大手ニュースがほぼ独占いまは狙わない
難しい大手が中心。中規模の専門サイトや業界団体が混じる中長期の挑戦
中くらい中規模サイト・専門ブログ・比較サイトが中心作り込めば入れる
やや易しい専門ブログ・中小企業サイト・Q&A サイトが多い狙い目
易しい個人ブログ・無料ブログ・Q&A サイトが上位にいる優先して書く

そのうえで検索される回数との掛け算で優先順位を決めます。 Google 広告を繋いでいれば実際の月間検索数とクリック単価が取れるので、そちらを使います (Google 広告)。

検索回数は推測で埋めません。 実数が取れないときは「多い/ふつう/少ない」の相対評価にとどめ、 それが推定であることをレポートに書きます。もっともらしい数字を置くと、 誰も疑わないまま予算配分の根拠にされてしまいます。

1 記事で足りるか、まとまりで攻めるか

  • 1 記事で狙える — 上位が単発の解説記事・比較記事ばかりで、探している内容が 1 つに絞れる言葉
  • まとまりで攻める — 上位にカテゴリページや特集ページが多く、関連する言葉がいくつも枝分かれする言葉。この場合は親のページ 1 本と子の記事数本をセットで作ります

上位の共通点を満たす

記事を書く前に、上位 10 件の見出しをすべて集めて「何割のページが触れている話題か」で仕分けます。

扱っているページの割合 扱い
8 割以上必ず入れる話題。抜けていると土俵に乗れません
5〜7 割入れたほうがよい話題
3〜4 割余力があれば足す話題

そのうえで上位にない自分だけの話(実体験・自社データ・現場の知見)を足します。 共通点だけを揃えたページは「上位の平均」でしかなく、選ばれる理由がありません。

上位ページの見出しをそのまま写しません。 傾向を参考にした自分の構成に組み直します。

数字で「外れている項目」を見つける

上位 10 ページを、文字数・見出しの数・キーワードの出てくる位置・内部リンクの数など 約 50 の項目で測り、上位 10 件のばらつきから「ちょうどいい範囲」を出します。 そのうえで自分のページがその範囲から外れている項目だけを直します。

  • ばらつきが小さい項目ほど、上位ページが揃えている=効いていると考えます
  • 「多いほど良い」ではありません。範囲より多すぎる項目は「過剰」として減らします
  • 他のサイトから貼られたリンクの数は無料では正確に取れないので、対象外にしています(推測値を出しません)

実績から直す(ここがいちばん早い)

新しく書くより、すでに表示されている記事を直すほうが早く伸びます。 Search Console を繋いでおくと、直す候補を実績から選べます(Google Search Console)。

  • てこ入れ候補 — 表示回数が多いのに順位が 4〜20 位の言葉。10 位以内に入れば流入が大きく伸びます
  • クリック率の改善候補 — 順位は 1〜10 位なのに、その順位の平均より押されていない言葉。タイトルと説明文の書き換えで伸びます

順位ごとに押される割合はだいたい決まっているので、伸びしろの試算に使います。

順位 押される割合の目安
1 位28%
2 位15%
3 位10%
4〜5 位7〜8%
6〜7 位5%
8〜10 位3%
11〜20 位1%

伸びしろの試算=表示回数 ×(目標順位の割合 − いまの割合)。目標は現在の 2〜3 つ上の順位に置きます。

消してはいけない言葉

記事を直すときにいちばん危険なのは、いま流入を支えている言葉を本文から消してしまうことです。 直す前に、クリック数が上位 1 割の言葉を「守るリスト」として控えておき、 見出しや本文からその言葉を落とさないようにします。

AI に入れてある指示

  • 難易度は上位 10 件の運営者の顔ぶれで判断し、判断材料をレポートに必ず書く
  • 検索回数を推測で数字にしない。実数が取れないときは相対評価にとどめ、推定であると明記する
  • 上位ページの見出しをそのまま構成案に使わない
  • 「上位の 8 割が扱う話題」は必ず入れる。そのうえで上位にない独自の内容を足す
  • 直す候補は実績から選ぶ。表示が多くて 4〜20 位の言葉と、順位のわりに押されていない言葉を先に出す
  • 直す前に「守るべき言葉」を控える。流入の柱を消さない
  • 取れなかったページ数・件数を正直に書く。10 件のつもりが 6 件しか取れなかったなら、6 件で分析したと書く
  • その日の検索結果は「いまこの時点」の写真であると明記する(順位は日々変わります)
  • 無料で正確に取れない指標(他サイトからのリンク数など)は推測値を出さない

頼むときの言い方

  • 「『〇〇 △△』で上位を取れそうか調べてください」
  • 「このキーワードの記事構成案と、タイトル案を 3 つください」
  • 「先月の検索実績から、直すといちばん効く記事を挙げてください」
  • 「この記事を上位ページと比べて、何が足りないか出してください」

AI がやらないこと

  • 順位を保証しません。「〇位になります」とは書きません
  • 取れなかった数字を 0 で埋めません。「未取得」と書き、取り方まで案内します
  • 他サイトの文章をそのまま使いません
  • サイトマップの送信のような、外に出る操作は承認を通します(承認キュー)