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ドキュメント / 基本知識

LINE 公式アカウント運用の基本

LINE 公式アカウントは、すでに一度つながった人にもう一度来てもらうための道具です。 新しい人に見つけてもらう役割は動画や検索、広告が担い、LINE はそのあとを受け持ちます。 このページは、はじめて運用する方に向けて何をどの順で作るかをまとめたものです。

実際に AllRev と LINE を繋ぐ手順はLiny / Lステップ(LINE 公式アカウント)にあります。ほかのチャネルとの役割分担はマーケティングの基本、動画やSNSの運用はSNS 運用の基本にあります。

LINE がうまいこと・苦手なこと

ほかの SNS は「知らない人に見つけてもらう」場所ですが、LINE は逆です。 友だちになってくれた人にしか届きません——そのかわり、届いたメッセージは 相手のスマホの通知に出ます。読まれる確率がまるで違うので、使いどころを間違えなければ強い道具です。

LINE 公式アカウント Instagram・TikTok など
届く相手 友だちになった人だけ まだ知らない人にも広がる
届き方 こちらから送る(通知に出る) 相手が見に来る・おすすめに出る
得意なこと 再来店・予約・リピート 新しい人に知ってもらう
やりすぎたとき ブロックされる(もう届かない) フォローを外される

LINE 単体では集客になりません。友だちが増える入口(店頭・SNS・広告)を先に作らないと、送る相手がいないままになります。動画で知ってもらい、LINE で再来店につなげる——この順番が基本です。

追う数字は 4 つ

数字はこの 4 つを順番に見ます。上から下へ、ふるいにかけるように減っていきます。

数字 何を表すか 下がったときに疑うこと
友だちの純増 増えた人から減った人を引いた数 店頭の案内・SNS からの導線が止まっていないか
ブロック率 届かなくなった人の割合 配信が多すぎないか、内容が宣伝ばかりでないか
配信のクリック 送った内容が読まれ、押されたか 1 通に用件を詰めすぎていないか、送る時間帯
来店・予約 最後まで行き着いた人 クーポンの使いにくさ、予約ページの入りにくさ

友だち数だけを見ないでください。増やすことだけを追うと、来る見込みのない人が集まってブロック率が上がり、配信が届く相手はむしろ減ります。増えた数と、ブロックは必ず並べて見ます。

「業界平均」として出回っている開封率・クリック率の数字は、根拠がはっきりしないものが多くあります。他所の平均と比べるより、自分のアカウントの先月と比べるほうが確かです。

友だちを増やす

友だちが増える場所は、だいたい次の 3 つです。「登録すると、その場で得をする」形にすると増えます。

  • 店頭——レジ横・入口・テーブルなど、目に入る場所に QR コードを置きます。置くだけでは増えないので、スタッフからの一言とセットにします
  • SNS——プロフィール欄・ストーリーズ・動画の説明文から誘導します。動画を見て気になった人が、そのまま友だちになる流れです
  • 特典——初回クーポンや会員価格など、登録した直後に使えるものを用意します。「そのうち使える」ものは効きません

数だけを狙って集めないでください。関心のない人を大量に集めると、ブロックが増えるだけでなく、配信の費用(LINE は通数で課金されます)も無駄になります。来る見込みのある人を優先します。

あいさつメッセージ

友だち追加の直後に、自動で送られるメッセージです。いちばん読まれる場所なので、必ず作ります (登録した直後は関心がいちばん高く、そのまま予約や来店につながることが多いためです)。

迷ったら、この 3 つの順で組み立ててください。

  1. 何者で、これから何を送るのか——「週 1 回、お得な情報をお届けします」まで書くと、身構えられずに済みます
  2. このアカウントでできること——予約・クーポン・問い合わせなど、押せる行き先を並べます
  3. 友だち限定の特典——ここで「登録してよかった」と思ってもらいます

リッチメニュー

トーク画面の下にいつも出ているボタンです。配信と違って何度でも見られるので、 よく使うものだけを置きます。

  • 入れるもの——予約、メニューや料金、店舗の場所と営業時間、クーポン、問い合わせ
  • 入れないもの——期間限定の告知(終わったあと直し忘れます)、会社概要のような読み物
  • ボタンは多くても 6 つ。並べすぎると、どれも押されなくなります

配信の設計

配信には 3 つのやり方があります。下に行くほど効きますが、準備も要ります。

やり方 中身 向いている場面
一斉配信 友だち全員に同じものを送る 新メニュー・セール・臨時休業のお知らせ
ステップ配信 友だちになった日を起点に、決めた順で自動で送る 初回来店までの後押し(1 日後・3 日後…)
セグメント配信 条件で絞って送り分ける 来店したことがある人だけ、特定のメニューを見た人だけ

はじめは一斉配信を月 2〜4 回から始めて、ブロック率を見ながら調整するのが安全です。 送る内容は宣伝ばかりにしない——役に立つ話とお知らせを混ぜると、ブロックされにくくなります。

送る回数を増やすほど効くわけではありません。LINE は通数で費用がかかるうえ、多すぎるとブロックされて二度と届かなくなります。減らすのはいつでもできますが、ブロックした人は戻ってきません。

拡張ツール(Liny / Lステップ)と AllRev

LINE 公式アカウントだけでもここまでの運用はできますが、友だち一人ひとりにタグを付けて出し分けるような 細かい運用には、拡張ツールを使います。AllRev が繋がるのはそのうちの Liny と Lステップ です(2 つは同じ提供元の別ブランドで、AllRev から見た繋ぎ方は同じです)。

  • 繋ぐと、友だち数・ブロック数・メッセージ数がダッシュボードの「LINE」タブに出ます。ほかの媒体と同じ画面で追えます
  • チャットで「先月の友だちの増え方は?」「ブロックが増えていないか見て」と聞けば、実測から答えます
  • 配信そのものは Liny / Lステップ の管理画面で行います——AllRev から一斉配信・メッセージ送信は行いません

連携できるのは「標準API」の範囲だけです。また、API を使うにはツール側で契約の条件があります。繋ぐ前に、必ず公式マニュアルの「API連携機能 概要」(Liny / Lステップ)で自分の契約が条件を満たしているか確認してください。手順はLiny / Lステップ の繋ぎ方にあります。

頼むときの言い方

  • 「LINE の運用設計を作ってください(美容室・友だち 800 人・目的は再来店)」
  • 「あいさつメッセージの文面を 3 案ください」
  • 「リッチメニューの構成を考えてください」
  • 「来月の配信カレンダーを作ってください(月 3 回)」
  • 「先月の友だちの増減とブロックをまとめてください」

AI がやらないこと

  • 勝手に配信しません。そもそも AllRev から LINE の配信は行えません(Liny / Lステップ の管理画面で送ります)
  • 友だちのタグや対応マークを勝手に変えません。チャットで頼んだときだけ、承認を通してから実行します
  • 友だち数やブロック率を保証しません